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祓え清め

6月の大祓えの季節になりました。

 

梅雨に入ると、雨や風の日が多く、一晩明けると

 

境内は枯れ葉や枯れ枝が散乱します。雨が上がっていたら

 

せっせと掃除して、境内を元のきれいな状態に戻してゆきます。

 

新芽に生えかわった木々にとどまった古い葉が

 

枯れ葉となって、雨や風に洗われて落ちてくる。

 

梅雨が明けると鎮守の森はすっかりきれいになり、

 

今度は鳥や虫たちで賑やかになります。

 

神々による祓え清めは、そもそもこのような自然の営みを肌で感じていた

 

昔の人たちの信仰、あるいは哲学だったのではないかと感じています。

 

人が生きていく上で、知らず知らずに犯す罪やケガレ。

 

そうしたものが積み重なると神々は雨や風、時には嵐のように

 

災いや禍事でもってそれらを祓い除こうとされる。

 

人はその災いや苦しみや悲しみは、神々の思し召しなのだと謙虚に受け止め、

 

自らを見つめ直して、反省や忘れがちな感謝の心を思い出して立ち直ってゆくべきだ。

 

枯れ葉を拾い集めて、捨てることにより、元の姿に、元の姿よりも美しくなってゆくように。

 

つまり祓えは、清らかでありたいという人の心があってはじめて清められると言うことではないでしょうか。

 

そうして祓戸四柱の神々の御力によって罪やケガレは持ちさすらい失われる

 

神々がおこされる災いや禍事に触れる前に、人から神々に祓え清めを乞う

 

その儀式が大祓式ではないかと思うのです。

 

大祓式は、宮廷で天皇をはじめ百官の長たちが参列して行われていました。

 

国におこる様々な災いを避けるおもいで、治世をあずかる者たちが

 

罪やケガレを祓い除けるべきだと考えていたのだと思うのです。

 

ここで私が思うのは、祈りさえすれば救われるということでなく

 

神々の大きな力を畏れ恐こみ、おのれを顧みて、正しい行いをしているか、

 

素直な心を保てているか、反省すべきことがあれば反省し、

 

改善すべきことは改善する気持ちに切り替えることにより

 

はじめて、神々が祓い清めてくれるのだということです。

 

          大祓式の茅の輪 

  左、右、左と三度くぐることにより罪ケガレが祓われる

 

 

 

author:伊勢部柿本神社, category:, 11:57
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